事業年度とは、あなたの会社の経営状況を明らかにするための会計期間のことです。
一般的には、決算期と呼ばれています。
多くの会社では、4月1日~3月31日が事業年度(決算期)とすることが多いですが、自由に事業年度を決めることができます。
ワンポイントアドバイス
会社は、事業年度終了日の翌日~2か月以内に税務申告をしなければなりません。
2月5日に設立した会社の場合、3月31日を事業年度終了月(決算月)にすると、1か月半で決算期を迎えてしまいます。
売り上げが少ない時期に決算期を迎えてしまうと、営業成績が乏しいと外部に見られてしまいます。
そもそも決算書は債権者や取引先が会社の業績を判断するために使うという目的もありますし、決算の時に広告という方法を使って、外部に会社の情報を公開します。その際に、営業成績の乏しいと判断されかねません。
そこで、なるべく1期目が長くなるように事業年度を決めましょう。
例 2月1日~1月31日
また、繁忙期になりそうな月は避けましょう。6月などの繁忙期にならず、閑散期に決算月を置くことをおススメします。