資本金500万円をどこから調達したのかという証明が必要です
「投資・経営」というビザから「経営管理」というビザに現在は変更されています。
昔は、資本金500万円をただ投資すればよかったのですが、現在はそれをどこから調達したのかを証明する必要があります。
調達方法として、
➀貯金
➁借り入れ
➂海外からの送金
この3つがあります。
➀貯金
貯金は1番証明になりやすいです。
〇日本で就労していた人の場合
日本企業などで就労していた人がコツコツ貯めたお金、退職金を資本金として500万円用意したというなら、OKです。
証明として、通帳のコピーが必要になります。
〇日本で留学していた人の場合
留学生が貯金したお金を資本金として用意するのは、ほとんとNGです。
特に、アルバイトなら99%NGでしょう。
なぜなら、留学生のアルバイトは基本的に認められていないからです。それが、500万円をアルバイトで稼ぎましたというのは、入国管理局も認められません。
また、500万円をアルバイトで稼ぐことは、週28時間以内というアルバイトの制限では疑問を持たれます。
➁借り入れ
〇親・兄弟から借金
これは、認められる確率が高いです。
〇知人・協力者の場合
認められる可能性はあります。ただ、知人から借りた場合は、きちんと返済計画を作る必要があります。
➂海外からの送金
海外にある自分の口座や親・兄弟から日本の口座に送金することは可能です。
ただ、2016年12月に中国が「資本金目的」の海外送金を禁止しました。
これにより、中国からの海外送金は厳しくなると考えられます。
ただ、中国以外の海外送金はOKですので、ご安心ください。