設立手続きの最初は、発起人たちで会社の内容を作ります
発起人たちが集まって、会社の内容を話し合って決めることを「発起人会」と言います。
ただ、発起人が1人か数人いるかによって書類などが変わります。
発起人が1人の場合→発起人決定書を作って、会社の内容を決める
発起人が2人以上の場合→発起人会を開いて会社の内容を決め、発起人会議事録を作って内容を確定する
会社を作る前に、きちんと準備をしておけば、発起人会もスムーズに進行することができます。
発起人会で決めること
➀会社の商号・目的を決める
➁発起人のリーダー(総代)を決める
➂会社設立時に何株の株式を発行するのか
➃会社設立時に発行する株式を、1株いくらにするのか
⑤設立に際して出資される財産の価格またはその最低額(資本金)をいくらにするか
➅将来、会社が発行することができる株式数を何株にするか(発行可能株式総数)
➆各発起人の引き受け株式数を何株にするか(発起人は、絶対1人1株以上を引き受けることが必要です)
⑧払込金融機関をどうするか(どこの銀行などにするか)
例 発起人が1人のケース(1人で会社を作る場合)
➀JAP株式会社 日用品、雑貨品の輸出入および販売
➁侯淳
➂500株
➃1株1万円
⑤資本金500万円
➅3000株
➆侯淳 500株
⑧○○銀行名古屋中央支店
発起人会議事録1通を作成し、会社の設立が完了するまで保管してください。